2020.6.4
弊社が販売、提供する「次亜塩素酸水」について
次亜塩素酸水の報道が、「nite(ナイト):独立行政法人製品評価技術基盤機構」や「経済産業省ファクトシート」等の発表により報道機関から注意喚起されています。
nite:https://www.nite.go.jp/data/000109487.pdf
経済産業省空間噴霧:https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005-3.pdf
経済産業省販売:https://www.meti.go.jp/press/2020/05/20200529005/20200529005-2.pdf
注意喚起される主な理由は、下記2点が考えられます。
1.「次亜塩素酸水(酸性)」 と 「次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性)」 は全く違う物であり、厚生労働省から「厚生労働省からの注意:社会福祉施設等において、次亜塩素酸ナトリウム液の噴霧は、「吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと」としている。」また、消毒薬の噴霧の消毒薬とは、「次亜塩素酸ナトリウム(アルカリ性)」 としています。
2.次亜塩素酸水(酸性)の販売において、pH及び残留塩素濃度(ACC)を明記せず、安全性のバックデータを持っていない物が多く、「次亜塩素酸を含む」という事で、消費者が自ら希釈する物、粉末状の物を溶かして製造する物等、希釈する水が何で実施されるか不明であるにもかかわらず販売している。
弊社が製造提供する弱酸性次亜塩素酸水(非電解式)は、製造時 pH6.5 残留塩素濃度50ppm(CELA水)です。安全データシート(SDS)、「抗菌作用試験」のバックデータを下記に添付致しますのでご確認下さい。
安全データシート(SDS)明和200608.pdf
SANRI簡易表記バックデータ.pdf
マッキンリーCELA水試験データまとめ.pdf
殺菌効果試験-ネコカリシ(ノロ).pdf
殺菌効果試験-枯草菌大腸菌ブドウ球菌.pdf
消毒薬効果試験-イヌパルボウイルス.pdf
※1. 次亜塩素酸水の製造方法は、大きく2つ有り、「電解式」と「非電解式」があります。今回niteが行った新型コロナウイルスに対する検証は、「電解式」にて生成可能な4種類と様々な、pH、ACCです。その中で、「国立感染研究所の中間報告」では、微酸性電解水(実測値:pH5.0 ACC49ppm)の物だけ99.99%以上の感染価減少でした。「非電解式」は追加でこれから検証される予定です。
※2. 次亜塩素酸水(電解式)の新型コロナウイルスへの検証は、北海道大学でも実施発表されており「次亜塩素酸水(pH5.5、有効塩素濃度40ppm)は新型コロナウイルスを瞬時に不活化する」との事です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000056737.html
※3. 帯広畜産大学でも実施発表されており第2報が投稿中です。
https://www.obihiro.ac.jp/wp-content/uploads/2020/05/act3.pdf
このお知らせは、2020.6.4時点の知見によって作成しました。随時修正致します。